ドン底の山林業でも工夫しだいで利益は出せる!

ドン底の山林業でも工夫しだいで利益は出せる!

玄米アミノ酸 代々の農家の方であれば山林を所有している人は多くいると思う。畑や稲田も収入にならないけれども山林はもっとひどい。耕作放棄地どころではない。陽も当らず間伐もされずに荒れ放題になっている。原因は価格の低迷である。木材の輸入が自由化されて安くていいものが外国から入ってくるようになってしまったのである。

 林業を代々の仕事にしている生産者の経営は農業以上に厳しい状況にある。山林を所有している方なら理解できると思う。この厳しい状況にあって健全経営を続けているすごい会社がある。速見林業である。社長は9代目になる。檜を全問に植林して育成している。


 どれくらいの広さを管理しているかというと1070ヘクタール。東京ドーム400個分の広大な山林を管理している。生き残るためには普通の経営をしていない。

 1070ヘクタールの広さをわずか14入の現場作業員でやりくりしている。考えられない少人数である!この少人数の作業を可能にしたのが機械化である。「え?・林業で機械化ってどうやってやるの……」他人がやらないことをやったのである。山林にトラックが入っていける林道を作った。それも途中までではない。山の上までである。間伐材を運び出すためと成木の商品を運搬するためである。さらにロープウエーを作り木材の運搬を合理化した。その結果4人で50本の木材を伐採して運び出すのにわずか7時間で出来るようになったのである。従業員の負担は大幅に軽くなった。

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 間伐をすることで下草が茂り陽光が射し理想的な育成の環境が作れるようになる。さらに品質を上げるために樹齢30年物でも30%はカットしてしまうのだそう
である。

 人工林だから問われるのは品質である。100年まで育てて収入にするには苗木の選択がもっとも重要になる。速水林業にはここにもノウハウがある。優良育木を作っていくシステムが出来ている。

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 こういう工夫によって速水林業が生産する檜は3倍の値がつくようになったのである。それでも経営は楽ではないというのである。収入も400万円程度だそうである。仕事を続けていくエネルギーはどこにあるかというと「山は楽しい」にある。山に入ることが最高の喜びに感じられるというのである。どんな仕事でも楽しいというのは一番大切なことだと思う。

 速水林業から学んでほしいことは「工夫」である。どんなに大変でも「工夫」をする知恵さえあれば生き残れるのである。工夫をしないで収入のないことを他人のせいにしてばかりいると淘汰されてしまう。これは人間の歴史が大昔からくり返しやってきたことである。楽しい工夫が必要なのである。

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