「土壌力」をつけるには収穫後の9月しかない!この忙しい時にどうやって…

「土壌力」をつけるには収穫後の9月しかない!この忙しい時にどうやって…

玄米アミノ酸 9月は節目の月である。春作と夏作は終った。秋の育苗も終った。冬作の育苗に入る。秋作の成育期でもある。稲と果物は収穫期である。いろいろなことが重なる。これが9月である。4月も超多忙期であるが、それよりも忙しいと思う。
「こんな忙しい時に何を言われても耳に入らないよ…」


そうでしょうね。農業のむずかしさはこの忙しい時にやっておかないと次の作に大きな影響が出てしまうのである。次の作は収穫が終った後に何をするかで決まる。ここで手抜きをしてしまうと良い作物は収穫できない。

 実は化成肥料がこんなにたくさんの人に使われるようになった理由もここにある。
 忙しいから何もしないで、翌年になったら化成をたくさん与えて収穫する。手抜きしても収量が変わらない。これは便利だということになったのである。しかし、手抜きしたツケは必ず回ってくる。土壌力がドンドン低下する。微生物はいなくなる。弾力がなくなる。病虫害はふえる一方になってしまうのである。それに加えて異常気候である。

玄米アミノ酸 自然というのは実によく出来ている。今年の5月に宮崎県で口蹄疫が発病した。蹄のある動物に感染する病気である。感染力がもの凄く強い。口蹄疫に感染したことのある国からは輸入が禁止されているほどである。日本ではなかったことである。この原因はいろいろあるが一つには環境の汚染である。そして免疫力の低下。

 牛に発生した口蹄疫のようなことはすでに野菜・果樹でも起っている。ミツバチの大減少である。交配してくれるミツバチがいなくては品質が維持できない。売物にならないのである。それだけではない。病虫害も環境が劣化するほど多発する。来春の気候変動は今年以上に厳しい。アイスランドの火山爆発で偏西風が乱れて雨が多く、冬が長くなる可能性が大である。土壌力がなければ収量0もあり得るのである。

 土壌力をつけるには収穫が終った直後でないとできない。小手先のごまかしでは土壌力はつかないのである。

(1)露地栽培
玄米アミノ酸 大根・白菜などの冬作はやらないことを前提にする。是非、緑肥をまいてほしい。緑肥は土壌力をつける一番の材料である。野菜畑・果樹・稲のほ場におすすめである。緑肥は規定量の3倍の種をまく。50cm〜60cmまで成長したら未熟の状態ですき込みをする。なぜ未熟かというと抗酸化力がもっとも強くなるからである。抗酸化力というのは自分の体を守るための防御反応である。すき込みをして2日〜3日経ったら玄米アミノ酸のぼかしを10アール200kgで追いかける。玄米アミノ酸のぼかしもすき込みをする。そうすると春になるまでに土壌力がしっかりとつく。すべては秋と冬の自然が土壌力を勝手に作ってくれるのである。春になって播種や定植をする頃には土壌ができている。チッソ分で6kg〜7kgの肥料を入れるだけで何もすることはなくなる。大変そうに見えて、実はもっとも楽なサイクルになるのである。昔はこれをお礼肥と言ったのである。

(2)秋作・冬作・施設栽培
玄米アミノ酸 秋から冬にかけて陽は短かくなる。気温も低くなる。そうなると夏のように病虫害は出なくなる。雑草も少ない。問題はネコブ・センチュウなどの土壌病害である。特にアブラナ科はつきやすい。病気といえばうどん粉病ぐらいだと思う。夏作に比較すると、はるかに作りやすい。しかし緑肥は使えない。土壌力をつけるためには玄米アミノ酸のぼかしである。根の張りをよくするために天然ミネラル鉱石を入れる。醗酵ニームケイクも入れる。始めの方でしっかり入れておく。10アールで200kgは入れてほしい。追肥は軽くてもいい。現状が維持できればいいのである。成長した後は光合成を重視する。冬は光が弱くなる。それだけ糖分は作りづらくなる。品質を維持するポイントは光合成なのである。弱い光を活かすには玄米アミノ酸の液体による葉面散布である。

 うどん粉病を防ぐ効果もある。冬のうどん粉は乾燥が原因で発生する。乾燥すると静電気が起きやすくなる。適当な湿度は何よりも大切になる。葉面散布は量を多くする必要はないから回数を多くする。朝霧がかかる程度でOKである。ノズルは細かいものを使う。穴の大きさが若干違うだけで使う水の量は驚くほどの差が出てくる。粒子が細かいほど植物にはやさしい水の与え方になる。粒子が粗いと植物を痛めてしまう。

(3)冬作の育苗
玄米アミノ酸 春・夏作とはまるで違うのである。春と夏は陽が長く、水分量もタップリとある。しかし秋から冬にかけて陽は短かく温度も下がる一方である。あたたかさが残る時に、しっかりと成長させる必要がある。肥料は多少、多めでも急に分解するような温度ではなくなるので、それほどの心配はない。それよりも水分量である。水分は春・夏の育苗よりも、少し多目にしっかりと与える。これが冬作育苗のコツなのである。水分が少なすぎると成育が順調でなくなる。定植の初期も同じである。冬作は育苗と定植だけ、うまくいけば、後はそれほど心配がない。しかし土壌力が弱いと話は別になる。土壌力はすべての作物を育てる基本中の基本である。土壌力をつけて何も損はないのである。

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