余裕のある時期にこそ農作業をスピードアップさせるアイデアを作る!

余裕のある時期にこそ農作業をスピードアップさせるアイデアを作る!

玄米アミノ酸 休耕地が増えて借地は大流行である。何も考えずにいきなり借地で栽培を始める方が大多数である。その結果は悲惨なものである。病虫害のオンパレードでほとんど収穫にもならずということが珍しくない。収穫できたとしても高品質のものはできるわけがない。当然、肥料代から種子代、労力、時間など失うものが大きすぎる。


借地をして事前に地質の調査をし対策を立てて栽培をする方は1000人に1人の割合しかいないというのである。これは関先生が実際に相談を受けての実感ということである。借地に出すというのはもともと問題があって利益が見込めないから出すのである。衣類や家具であれば必要かどうかすぐわかる。

玄米アミノ酸 まさか虫食いの衣料や家具を喜んでもらう人はいないだろう。ところが借地は外から見たら虫食いは見えない。この借地で儲かるとなればいい借地に見えてしまうのである。むずかしい分析なんかはできないとしても地権者に今までにどんなものを植えていたのか、連作障害はあったのか、病虫害はあったのか、肥料は何をどれくらいやっていたのか、除草剤はどれくらい使ったのか、農薬は…石灰は…ということぐらいは聞くことができるはずである。そしてなぜ借地に出したのか聞いてみるといい。収量や品質も収支まで、突っ込んで聞いてみるのである。聞くは瞬間である。そうすると問題点ぐらいはつかめる。最初に何をしたらよいかもイメージできる。いきなり栽培ではなく、土作りに一年をかけたとしても借地料だけなら大ケガをしないですむ。一年の間に緑肥とぼかし、ゼオライト、腐葉土などで土壌改良すれば少しはましになる。

玄米アミノ酸 「そんな余裕があるはずがない…」それなら借地しない方がいいのである。同じようなことが1月にも言える。1月はまだ、それほど忙しくない。忙しくない1月に何をするかで夏の仕事量が決まる。夏にできないことを1月にやるのである。(1)ほ場内にある私有地の農道を修理する。私有地の農道は凸凹にどうしてもなる。そこに砂利を入れたり、土を入れたり平たくする。そうするとスピードアップができる。(2)倉庫の片づけをする。片づけというのは実に不思議である。自分では意識しなくてもきれいになる。気持ちがいい。道具の出し入れも楽になる。これもスピードアップできる。

玄米アミノ酸 (3)機械の修理をする。忙しい時に故障したら焦ってしまう。(4)ペンキを塗る。ペンキを塗ると新鮮さが出てくる。気持ちの切替えがきくようになる。(5)情報を集める。これは借地の情報、病虫害、種など広範囲にある。もちろん自分が一番知りたいと思っている情報である。

 (6)排水のチェックをする。暗渠、明渠ともにチェックする。暗渠のめづまりは特に重要である。掘って確認をする。(7)深土を改善する。弾丸暗渠、トラクターにアタッチメントをつけて6cm〜50cmの深土に排水の溝をつくる。排水はこの時期でないと対策を立てるのがむずかしい。1月こそ適期である。

玄米アミノ酸 土壌改良といえば有機肥料である。有機肥料の作り方は知らない人がほとんどである。市販されている肥料に頼りきっているのである。それは大間違いである。作物の成果に一番大きな影響のある肥料は自分で作る。最初はうまくいかなくても練習しているうちに上達する。人間の脳は習慣的にやらないとすぐに必要のないものと判断してできなくなってしまうのである。

玄米アミノ酸 肥料のおすすめは「ドブロク」である。「え!それって密造酒じゃないの…」それは売ったらの話である。自分で作るには梅酒でも何でも罪にはならない。米がこんなにも安いのである。お米を炊いて麹菌をふりかけて麹を作り「ドブロク」の仕込みをするのである。これは凄い肥料になる。畑にまいてもいいし葉面散布してもいい。もちろん自分で飲む分には何の問題もない。失敗をしても使えないことはない。飲用ではなく、畑用だから醗酵すればいいのである。

玄米アミノ酸 玄米アミノ酸の液体を使えば醗酵は早まる。土壌を改良したければ「土麹」である。「何よ、土麹って。はじめて聞くよ…」たぶん作ったことがある方はほとんどいないと思う。生の堆肥と乾いた土をまぜる。始めに乾いた土を30cmぐらいの厚さに敷く。次に生の堆肥を30cmぐらい置く。その上に乾いた土を30cmぐらい置く。その上に堆肥を30cmぐらい置く。3段ぐらいでやめる。トラクターにバケットをつけて10日に1回、土と堆肥をまぜる。1ヶ月で土麹ができる。生堆肥のぼかしである。これを10アールに1tぐらい入れる。ポイントは土である。乾いていないとダメである。手で土をにぎり塊になるかならないかが上限の水分量、それ以上乾いている土ほどいい。土とまぜることで堆肥が醗酵して水分が抜ける。30%〜40%は軽くなる。それを見通して仕込みをする必要がある。

 できあがったものに、玄米アミノ酸液体を1%まぜて再醗酵すればすばらしいぼかしになる。大切なのはアイデアなのである。現実にやるかどうかは別にして、いろいろなアイデアを参考にする。アイデアを自分の脳の中であたためることでひらめきが生まれる。それが財産なのである。その財産は生涯にわたって使える。しかも自分だけのものである。それには練習が必要なのである。

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