肥料は植物の生理にあわせてほしい時に与える

肥料は植物の生理にあわせてほしい時に与える

肥料は植物の生理にあわせてほしい時に与える


 農業は自然が相手だからうまくいかない。お気持ちはよく理解できる。しかし自然の動きは誰でも予測がつく。予測がつくとすれば対応だけして置けばいいという事になる。こんな風に単純に考える事はできないだろうか。
 例えば柿の軟化早熟の問題があったとしましょう。問題は三つくらいしかない。
? 排水?肥料?微生物。
どこにポイントを絞って見直しするのか。予測がつくはずである。排水はいいとしたら、肥料だけである。肥料にしぼったら、いつ何をすればいいのか。ここに焦点をあてる。秋の収穫後は微生物活性の為の肥料をやる。量は多めにやる。春の肥料は少なめにする。特にチッソ分が多くならないように注意する。柿の生理活性に注意をして一致させているだけである。
  柿は最初から実をつけるわけではない。最初は芽が出る。花が咲く。葉が出る。そして小さな実をつける。この時ぐらいまではあまり肥料を必要としない。小さな子供にお金かかからないのと一緒である.
 実をつけてからこれを大きくするのには体力がいる。肥料はこの時から必要なのである。中学に入学したあたりから、お金がかかり始める。高校になると出費がさらにかさむ。大学になると目の玉が飛び出る。柿も同じなのである。大きな実になりかけたところで肥料を要求し、成熟させるときにl番体力を必要とする。この状態にあわせて肥料をやれば柿の軟化という問題は発生しない.
 ところが芽を出し花が咲く頃に、大量の肥料があるとどうなるか。幼い子供になんでも買い与える状態になる。すくすく成長しなくなる。子供の成長は予測できるのである。
 柿は順調に収穫できた。柿の木はどうなっているか。たくさんの子供を育てた後である。体力がなくなっている。体力をつけなくてはいけない。体力は何でつくのか。微生物が作ってくれる栄養である。この中にはチッソ、リン酸、カリも全て含まれている。そしてミネラル分も入っている。微生物の活性には玄米アミノ酸のぼかしがもっとも効果的である。柿は体力をつけて春を待つ。
 このように柿の一年のサイクルはすべて予測がつくのである。それに対する対応が明確にできていれば、問題は何も起こらない。毎年うまくいく。むずかしく考えてしまうと際限なくなる。柿の生理状態だけを考える。ほしい時にほしいものを与える.つまり対応だけをしっかりする。悩みがなくなる分、楽である。

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