誰も知らない過剰害の緊急対策方法を教えます!

誰も知らない過剰害の緊急対策方法を教えます!

楽して儲かる農業みーつけた 土の中も見えないが肥料も見えない。肥料を入れるのは自分で入れるわけだから投入したこと自体は知っている。その肥料がどうなったのか。理解ができる人はほとんどいない。だから過剰害が出る。過剰害が出ても、それが過剰害と分かる人はAクラス。ほとんどは過剰害の意味が分からない。このように言われて気分のいい人はいないと思う。ムッとくるのは当然である。過剰害が理解できなければ対処の仕方も分からないということである。対処するものなのかも分からない。そこで普及員とか試験場に聞く。答えはバラバラ。生理障害という人もいれば、病気という人もいる。そこでまた迷う。迷うからトンチンカンなことをする。

 過剰害を直すどころではない。まったく方向が違っていることも珍しくない。結果、収量がガタ落ち、苦くてまずいものしか採れなくなる。これでは商品価値はない。そこで過剰害の緊急対応と見方について説明しようと思う。

①アンモニア過剰害
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 アンモニアは肥料としてよく使われる。例えば鶏糞が大量に余っているから、ただで持っていけということはよくある。タダならしめたと思い大量に投入する。アンモニアの過剰害になる。アンモニアが過剰になるとマグネシウムが吸収できなくなる。マグネシウムは旨味成分だから旨味がなくなる。

 どんな症状が出るだろうか。葉脈、葉の裏側を見る。葉脈の間にある葉の色が薄くなる。黄色っぽくなる。葉は薄くなる。
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 生理障害なのだが、その原因はアンモニアの入れ過ぎ。もちろん鶏糞だけではなく、豚糞でも発生する。有機肥料と言われるものを入れ過ぎた時でも起こる。化成の入れ過ぎでも起こる。土壌バランスが狂っている時でも起こる。そうなったらどうするだろうか。まず何だろうかと考える時間が長い。周囲からアレコレ言われるから、とりあえずやってみる。結果は全部ダメ。

 このような場合はどうすればいいのだろうか。「水溶性マグネシウム」というのがある。これを使うことによってアンモニアの過剰害はある程度改善できる。玄米アミノ酸酵素液も300倍希釈ぐらいで使用してほしい。
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②硝酸態チッソの過剰害

 チッソ分だから、植物は元気に成長すると思うだろう。ところが、過剰になると茎は細くて弱々しく、樹勢がない。成長点の生育も悪い。分かりやすく言うと新葉の出が悪い。この原因はカルシウムにある。硝酸態のチッソがカルシウムを無理に引き出してしまうのである。カルシウムはプラス電子、硝酸態チッソはマイナス電子を持っている。引っ張り出されたカルシウムは過少になり、根が吸収できなくなる。もちろん収量も出ない。品質も悪い。「カルシウムが不足したらカルシウムを入れるだけでいいじゃないの…」カルシウムをドンドン入れたらどうなると思うか。P.Hが上がりすぎて、もっとひどいことになる。不足していたら入れるというパターンでは解決しないのである。P.Hには関係なく、カルシウム不足だけを補うという対策が必要になる。「え!そんなことができるの…」これを知っている人はほとんどいない。

 「蟻酸カルシウム」というのがある。これは水溶性である。P.Hには関係なくカルシウム不足だけを補うことができる。もちろん玄米アミノ酸の酵素液は300倍ぐらいで併用してほしい。カルシウム不足をさらに補うことができる。
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③カリウム過剰害

 カリウムが過剰になると変形が多くなる。植物の樹姿も悪くなる。これはマグネシウムの不足によるものである。堆肥を2t以上投入したら出る可能性があると考えてほしい。アンモニアでもマグネシウム不足を書いたが、カリウム過剰はさらにタチが悪い。ほとんど商品にならない。収入0ということである。例えばココピートの水耕栽培などでもよく見かける。ココピートははカリウムをたくさん含んでいる。

 この対策は玄米アミノ酸酵素液の300~500倍希釈液を週2回ほど葉面散布することで解決できる。カリウム過剰害はマグネシウム吸収ができないことが問題。対策としては水溶性のマグネシウムを使用することである。
④リン酸過剰害

 リン酸過剰は主に化成肥料の入れ過ぎである。リンはアルミニウムと結びつく。リン酸過剰害になると病気が多発しておさまらなくなる。収量も品質も落ちるだけでなく、経費が大きくかかることになる。

 この対策は火山灰土の深土がいい。1mくらい下の土である。この土がリン酸吸収力を持っている。運動するグランドや植木土によく使われる。造園業者は必需品である。従って仕入先も知っている。10アールで0.5~0.8、玄米の量を入れる。一年で半分にはなる。

 同時に乳酸菌もみがらぼかしを併用してほしい。リン酸吸収力がある。微生物の繁殖力もある。

 過剰害が出た場合の緊急対策を説明した。そんな心配はないというほ場もある。これは単に土の力に恵まれたにすぎない。成り行きということである。恵まれた土でも、無理を重ねれば、いつか過剰害になる。過剰害の恐さは元に戻すにはもの凄い努力と工夫がいることである。投入した何十倍のお金もかかる。投入するほどに採れなくなるなんて嘘八百もいいところである。

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