果樹の「色づきが悪い」「果肉がしまらない」「日持ちがしない」はすべて気候温暖化が原因だった!

果樹の「色づきが悪い」「果肉がしまらない」「日持ちがしない」はすべて気候温暖化が原因だった!

玄米アミノ酸  環境問題についてはこれまでに何度も情報をお伝えしてきた。果樹についてはそれが現実のものになりつつある。どうも平均温度で1℃上昇しているらしい。
「なんだ!たった1℃じゃねえか。どうってことはないだろう…」


馬鹿も休み休み言え!このたった1℃がどれだけ大きな変化をもたらすのか。驚くばかりなのである。平均温度が1℃上昇すると東京が宮崎県になってしまうのである。マンゴーやパパイヤが栽培できるということである。しかも平均的に1℃上昇するわけではまったくない。北の方の温度変化がより激しい。南の方はそれほど温度は変化しない。どういうことか、早出しが早出しでなくなる。遅出しが遅出しでなくなる。一挙に全部の作物が出てきてしまうということになる。

 当然、市場には物があり余って値崩れになる。早出しをして高値を狙う。みんなが競った後に遅出しをして高値を狙うことができなくなる。1℃の温度変化がどれだけ価格に大きく響くのかわかってもらえただろうか。

玄米アミノ酸  もっとも大きな影響を受けているのが果物である。春の開花が南で3日、北で7日も早まっている。開花が早いのには理由がある。冬場の低温時間がりんご1500時間、桃で900時間、梨で750時間、ぶどうで400時間必要なのである。ところが、この低温時間が満たされていない。ここ数年でも20℃以下の日が9.4日から6.7日へ激減しているのである。

 どれだけ果樹をとりまく自然環境が悪化しているかを
感じてほしいのである。

 開花が早いだけならまだいい。夏場の夜温は高く下がらない。そのために色がこない。色がこないので収穫時期を遅らせる。果実は樹で肥大して大きくなりすぎる。実がやわらかくて日持ちがしなくなる。こういう現象がザラに起きている。逆に豊水のように色に関係のない作物は8月ですべての収穫が終わってしまう珍現象が起きている。例年よりも15日も早く収穫が終わるのである。

 温暖化による異変を感じると答えた農家は19%、あると見られるが81%、ほぼ100%の人が何らかの形で温度上昇を感じている。りんご、桃、梨、ぶどう、みかんに共通している異変をあげてみよう。
玄米アミノ酸
(1)色づきが悪い
(2)日持ちがしない
(3)果実が肥大する
(4)糖と酸のバランスが悪い
(5)糖がのらない        などである。

以前は日持ちがした温州みかんでさえ
実と皮の間にすき間ができるうき皮が目立つようになった。

 これは夏の高温と雨で皮だけが太る現象なのである。四季の変化が確実に薄れているのである。この傾向が出始めたら、予想以上のスピードで被害は大きくなると考えてほしいのである。今年は…来年は…もっと良くなるだろうという淡い期待は厳禁である。さらに温度が上昇することがあっても寒冷化することはない。もし寒冷化するとしたら寒いを通り越して氷河期に入る。「そんな極端な…」それぐらいの気候変動がすでに起っていることを理解してほしいのである。農水省の幹部ははっきりとこれまでのように日本人のすべての人が果物を食べ続けることは無理と明言しているのである。

玄米アミノ酸  たぶん、こういう現象はあなた様も栽培をしながら身近かに感じていることだと思う。それをあえて拡大してクローズアップした理由は現状に気がついて早く対策を立ててほしいからである。

 まず「肥料は有機肥料も化学肥料も少なく」である。温度が上昇して、それでなくても開花が早まっている。肥料が多ければさらに早まる。玄米アミノ酸のぼかしでもいいくらいである。昨年もいろいろな方から果物をいただいた。どれも果肉がしっかりしていて色づきの良いものばかりだった。たぶん肥料を控え目にした結果だと思う。

 根圏の土をやわらかくして根の張りを深くする。これは土の表面から5cmほどは外気温の影響を強く受ける。しかし10cmから下になると影響は少なくなる。根の深く張った樹ほど温度上昇の影響は少ないということである。化学肥料だけで栽培すると土は硬くしまる。温度上昇の影響をもろに受けると考えて間違いない。

玄米アミノ酸
 葉面散布は光合成を促進させるために非常に重要である。特に夜温が下がらない時には夕方に葉面散布をして温度を強制的に下げるという方法もある。冷水をかけることで少しでも寒暖の差を感じてくれたら効果はあると思う。

 病虫害は高温になり雨が多くなり温度が上るわけだから間違いなく危険度が高くなると考えた方がいい。アミノ酸液を2000倍に希釈した早めの防除は回数を多くするべきである。果樹の場合は予防策に徹すればある程度、病気の発生を防ぐことはできる。玄米アミノ酸の液体と併用することで樹が弱ることも防ぐことができる。

玄米アミノ酸  今後、気候がどのように変化していくかは予測がはっきりしている。平均気温は上昇する。上昇度は北が高くて南は低い。雨が多くなる。夏の夜温は高くて下がらない。開花が早まり色づきは悪くなる。酸味と糖分のバランスは悪くなる。冬は温暖化で低温の日が減ってくる。こういう気候の変化を敏感にとらえてすべての作業を見直す必要がある。気候変動の傾向ははっきりしているわけだから対策を打つ手もはっきりしているはずである。けれども予測できないとしたら直接聞いてほしい。打つ手が若干違うだけで結果は雲泥の差になる。あなた様に今年も豊作になってほしいのである。

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