寒い冬の生育不良はどうやって補うか…

寒い冬の生育不良はどうやって補うか…

楽して儲かる農業みーつけた
 農業で利益を出すにはいかにムダなコストを省くか。ムダな作業を省くか。そしてダイレクトに効果を出せるようにするにはどうすればいいのかの3点である。このように考えるのは常識であり、当然だと思う。

 ところが一方で、このように考えない方が多数いる。多数というのは大多数に近い多数と考えて間違いない。「私はこんなにも高い資材を使っている」と自慢する人が多いのである。高い資材を使うことが自慢になると考えているのである。もちろん、これは原価を上げるだけにすぎない。高い資材イコールいい物を作っているという思いがあるかもしれない。
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 高いのは資材だけなら損益にはそれほど影響しないかもしれない。これが設備・器材も同様なのである。驚きという他はない。競って高い設備や器材を購入していることも珍しくない。設備や器材には償却年数というのがある。耐用年数といってもいい。一定の時期が経過すると買い替えをしなくてはならない。やっと借金の返済が終わったと思ったら。また借金である。これでは利益が出る時がない。農作業でも、このようなことは数多くある。資材の使い方でも数多くある。余計なことをして、仕事を増やし、忙しいのをさらに忙しくしているのである。私は農作業の80%は無駄な作業だと感じている。このように言われると驚くかもしれない。これは事実なのである。簡単なことを難しくしている。難しくなるとわからなくなる。誰かに聞く。また難しくなる。その繰り返しである。
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 冬場はほとんど施設栽培である。養液を使うことが多いだろうと思う。固形の肥料では効きが悪いので、養液を使うようになるのである。養液は液体だから、ドンドン土が吸収してしまう。いつの間にか肥料濃度が適正以上になる。土壌水分も過多になる。土の中に酸素がなくなる。根の張りが悪くなる。土壌病害は出やすくなる。温度が高ければカビも出やすくなる。ハウスの中は外に比較して温度は高い。暖房は焚かないとしても日中の気温は上がる。悪循環に入るのである。病気が出れば消毒が必要になる。消毒すれば樹勢は落ちる。

 昨年の秋は10月まで異常な高温だった。そして10月20日頃から急に温度は低くなって冬型になった。
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 8月~9月にかけて、ゆっくり気温が下がることで成長のリズムが作れる。土台となる根と茎も作ることができる。その勢いで11月の後半から収穫できるようになる。ところが10月の17日まで真夏日、猛暑日である。生育は当然悪い。そこへ急に寒くなる。成長は悪い。これではと思い肥料を多めにする。寒い中で肥料を多めに入れる。効きがいいはずがない。さらに肥料を投入することになる。そのツケが2月に出てくる。12月、1月の前半ぐらいまでは何とかなる。2月になると1月とは違い、暖かい日も出てくる。肥料が一気に効き出す。効き出すというよりは暴れ出すといった方が適切だろう。肥料を入れ過ぎたツケは大きい。生理も狂う、花芽もつかない、収量も出なくなる。品質はもちろん悪い。ハウスの果菜、イチゴ、冬花などは典型的になるだろう。
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 悪循環になると経費は大きくなる。仕事は忙しくなる。収量と品質は落ちるということになる。経費のムダ、作業のムダ、そして利益は大きく損なうことになる。これが利益の出ない原因なのである。

 ではどうすればいいのだろうか。まず無理をした液肥の投入を控えることである。肥料を投入しても植物には吸収できる限界がある。これを超えると最悪な状況になる。肥料の濃度もできるだけ低くする。濃度障害はカリが一番厳しい。形が悪い、味が悪い、糖がのらないことになる。ECは肥料不足にならない程度にする。そして、地上部に注目するのである。地下部は無理をしない程度にすればトラブルは起こさない。地上部は無理が効くのである。ここが重要なのである。
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 2月はまだ日照が不足している。気温も低い。だから光合成が弱いのである。これを玄米アミノ酸の酵素液とみどりの放線菌で補う。果菜類にしても、葉物にしても、冬花にしても、イチゴにしても、水分が大好きなものが多い。量を少なく回数を多くするのである。少量なら毎日でもいい。せめて3日に一回は葉面散布で追いかけてほしいのである。週一回では少なすぎる。やればやるほどに結果が出てくる。植物が強くなり、免疫力が出てくれば病気も少なくなるし、虫も寄り付きにくくなる。好循環に変えることができる。実はこのようにして、寒い冬でも暖房代を最小限にして大きな成果を出している生産者がたくさんいる。アミノ酸の酵素液とみどりの放線菌だったらマスクもいらないし、健康にもいい。仕事を嫌がらなければ手間もそれほどかからない。
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 それほど大変な仕事ではないのである。少量の散布であれば、害が出ることはほとんどないと思う。光合成が活発になれば植物は自然に成長する。花芽のつきもよくなる。樹勢もよくなる。生産物の形もよくなる。さらに収穫時期が延びる。地下部に無理をさせていないからである。2月の栽培ポイントが理解できたでしょうか。少しずつ暖かい日が多くなる。樹勢はさらに強くなる。それでやっと利益が出るようになるのである。

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