農薬「防除一覧表」の予定通りにやったら 仕事は忙しく利益は出ない!

農薬「防除一覧表」の予定通りにやったら 仕事は忙しく利益は出ない!

楽して儲かる農業みーつけた
 農業について、どのように考えているだろうか。農協組織に関係をしていれば防除一覧表みたいなものが必ず配布される。何月、何日頃にはこのように消毒をしなさいという予定表である。これを忠実に守らなければならないと思っている方は多いと思う。

 防除の一覧表があれば、これを見てその通りにやればいいわけだから簡単と思うかもしれない。でも、そこに大きな落とし穴がある。防除の一覧表、年間計画表というのはみんな同じようにやるわけである。ところがほ場を見てほしい。みんな同じなのだろうか。生育状態もそれぞれに違う。農薬だけは同じ濃度で同じ回数をかけろとはどういうことなのかと疑問を持つ方は少ないのである。
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 例えば元気で健康な人が病気が心配だからとみんな同じように薬を飲むだろうか。病気になった人しか薬は飲まない。ところが畑では元気も不元気もなく、みんなやれというのである。農薬を使えば予防になるかもしれないが、樹にはダメージになる。そして、一つひとつの農薬には使う意味と使い方がある。それを考えて使う人などはほとんどいない。意味すらもわからないで使っているのである。これで質のいいものを作れということ自体、無理である。だから農薬の学習をしなくてはいけない。資料を取り寄せる、メーカーに話を聞く、成功例・失敗例を聞くなどである。それで使うべきなのか、使わない方がいいのかを判断する。これは当然の話である。でも、これすらやっている人は本当に少ないのである。まったくの常識外れである。
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 農薬の知識と同時に、自分のほ場の土の状態、植物の状態を観察する力が必要である。もちろん業務日誌も毎日つける必要がある。必要なら写真を撮って貼っておく。農薬散布が必要になるか否かの大切な判断材料になる。農薬を使うなと言っているわけでも悪いと言っているわけでもない。盲目的にやれと言われたからやるのではお金の無駄遣いになってしまうのである。これは意味がない。

 農薬が植物に与えるダメージは少なくない。樹勢が落ちる。成長が鈍る、葉の力が弱くなる。病虫害の予防はできても、植物が元気になるということはあり得ない。植物にストレスを与えて得することは何もないのである。

 「でも、もし病虫害が出たらどうするの!」それが心配だから予防に走るのである。ここが重要な点である。

 植物が元気なら病虫害は寄ってこないという原則をもう一度、考え直すべきなのである。出たらどうしようと心配するよりも、元気になる方向に力を入れる。どちらが得するかは元気になる方に決まっている。仕事ももの凄く楽になる。農業には、このような無駄が少なからずある。これを見直すだけでも数十万、いや数百万単位で利益は違ってくるのである。わずかのことではないのである。それを考える時期は今しかない。

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