化学肥料オール14の過剰害を解決する方法!

化学肥料オール14の過剰害を解決する方法!

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 農業は大別して慣行農法と有機農法がある。どちらも大きな欠点がある。農業の場合は工業と違い0からスタートできない。土の中に投入したものは必ず残るからである。土の中に残るということすら頭に入っていない場合が多い。残存からスタートしてしまうのである。毎年残存からスタートするから残る成分はドンドン土の中に残っていく。それが原因で大きな問題を発生させる。しかし、その問題は単純ではない。複雑である。解決の難しい問題として残る。毎年、複雑な複合的な問題が多発してくる。

 これが玄米アミノ酸微生物農法になると逆なのである。問題は毎年、少なくなっていく。単純になっていく。0スタートに近づく。
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 慣行農法の方は化学肥料オール14というのを使っている方が多い。14%チッソ・リン・カリが入っているという意味である。この肥料がホームセンターでも、もっとも安い。安くて成分がたくさん入っているので使う。0スタートではないので必要な量を毎年投入する。これを継続すれば当然、残存成分が残る。過剰害である。チッソは水に溶けてなくなる。リンは残る。アルミニウムと結びついて病気が出やすくなる。カリも残る。これは生理障害を起こす。旨味がなくなる。マグネシウムが吸えなくなる。変形が多くなる。大きく成長しなくなる。問題はここからである。これを改善したいと思う。どうすればいいだろうか。過剰成分は土の中にあるのである。それもどれくらい多いのか。まったくわからない。

 さらに大変なことは過剰害に対しての解決方法がない。中和して0になんてできないからである。問題のある畑にさらにオール14の化学肥料を入れる。もちろん問題があることはわかっている。どうなるだろうか。さらに収量は減る。品質も悪くなる。味も悪くなる。売上げも減る。
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 「オール14の化成」はどんな方が使っているのかと思うだろう。農協出荷をしている方、それも年間2千万円もの売上げを出している生産者が多いのである。専業農家である。経費がかかりすぎて利益が出ないわけである。しかも過剰害に気が付いていない方すら多いのである。オール14は10㎏の袋にすると一袋約1.4㎏の成分量がある。これをどれくらい散布しているのだろうか。10アールで10袋は少ない方だと思う。

 チッソもリンもカリも作毎に14㎏以上入ることになる。作物が必要としている量はわずかにチッソで5㎏前後だというのにである。過剰害を起こさないはずがない。作物の品質から言うと、カリ過剰に大きな影響が出る。品質は価格であり売上げである。頭の痛い問題である。
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 これを玄米アミノ酸微生物農法と比較してみよう。肥料成分としては乳酸菌もみがらぼかしである。10アールに300㎏投入したとして、チッソは約9㎏、半分は作物に吸収される。半分は土壌菌のエサになる。リンは若干ある。カリはある。しかし化成とは違う。全部、溶け出すことはない。ゆっくり効いていく。問題を起こすことはない。ほぼ0スタートから始められる。だから問題が出てこないのである。

 化成のオール14で過剰害になった場合はどうすればいいのだろうか。C4植物というのがある。トウモロコシ、ソルゴー、ヒエ、サトウキビなどである。そ楽して儲かる農業みーつけた
のC4植物というのは、チッソとカリをよく吸う植物である。リンは吸わない。このC4植物を緑肥に使うのである。トウモロコシやソルゴーを緑肥に使い過剰成分を吸着させる。おすすめはサトウキビである。もちろん種の安い飼料用を使う。これを畑に厚めにまいて、腰ぐらいの高さになったら刈り取る。刈り取ったものは外に出す。3日も放置して陽に当てると軽くなる。これをトラクターで運び出せばいい。残った根は幼根なので、すぐに分解する。問題はない。これで一時的な対処はできる。品質の大幅な劣化を防ぐことができるのである。
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 これは関先生がお客様から相談を受けて、考え出した方法である。結果は上々ということだった。しかし、またオール14を投入するわけである。「またトウモロコシで吸わせれば…」それはそうだが、トウモロコシでも限界がある。長い目で見た時は、やはり過剰害は深刻になっていくのである。

 もう一つの有機農法であるが、これは化成肥料の過剰害よりもさらに深刻である。これはトラクターが大きく関係している。大型化して機能も充実してきた。専用の堆肥まきのアタッチメントがついている。それが10アールで4tまである。汗もかかずに簡単に4tもまける。楽である。8tまいても大変ではない。昔とは違うのである。簡単にまけるからドンドン入れる。そうすると葉は厚く、色は濃く、実は硬く、苦く、えぐみが強くなる。体にも悪い。
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 牛フン・鶏フン・豚フンの動物フンが多い。もちろん未醗酵である。捨て場所に困っているものだから、わざわざ現場まで持ってきてくれる。さらに投入しやすくなる。

 有機は分解に時間がかかるので、残存肥料の過剰は信じられないほど大きくなる。味も悪く体にも悪いとなれば有機農法って一体何なのになる。もちろん生産者も利益は出ない。出発点から大きな間違いを犯していることになる。農業で利益が出ない大きな原因である。 

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