市販の有機肥料を何倍にもパワーアップする方法!量も少なくコストダウンまで可能!

市販の有機肥料を何倍にもパワーアップする方法!量も少なくコストダウンまで可能!

玄米アミノ酸 玄米アミノ酸のぼかしは完成したものを販売していない。種菌を供給して、各自で作ってもらっている。これには理由がある。農業をしている方の大半は肥料を他人まかせにしている。自分では作らない。出来上がった肥料を買うわけだから、どの程度のものかはまったく判断がつかない。


チッソ・リン酸・カリについても袋に書いてあるものを信じるしかない。これで納得できる最高品質のものを作ろうと思っても無理である。できるわけがない。「でも自分で肥料をつくるなんて、できるわけないじゃないか…」すべてをやれと言っているわけではない。肥料のコストを下げて品質の良い納得できるものを手にするには自分で作るのが一番なのである。その基本が玄米アミノ酸のぼかしということになるのである。

玄米アミノ酸 基本をマスターすれば応用はまったくむずかしくない。例えばナタネ粕である。ナタネの油の絞り粕である。水分を含みやすく醗酵しやすい。価格も20?で700円〜800円と比較的安い。チッソ分は5%ある。まず玄米アミノ酸のぼかしを作る。ナタネ粕全体量に対して1%玄米アミノ酸粉体を加える。ぼかしと同じように10%〜20%の水分を加える。水分量は調節する。そして玄米アミノ酸のぼかしと混合させてまぜる。3〜4日醗酵させる。玄米アミノ酸のぼかしもチッソ量が3%あるのでチッソはもう充分な量になる。出来上がってすぐに畑に投入できるので新鮮な状態で使うことができ肥料の効率もグーンと高まる。価格的に高い化成の量は最小限に減らすことが可能になるのである。

玄米アミノ酸 次に魚粕である。魚粕には10%のチッソ分がある。これを有効に使うにはどうすればいいのだろうか。大半の人は買ってきて、そのまま使う。少し多く入れすぎるとガスが湧く。この他に醗酵石灰と併用したりしてもガスがでる。ガスが出るということは腐るということである。玉子が腐ったような臭いになる。もちろん土壌には害になる。病気の原因になる。立ち枯れになったりする。こういう失敗は思っている以上に多いのである。なぜこうなるのかというと魚粕は一度煮る。油と魚を分離させ、乾燥をさせる。それでも油分を多く含んでいる。ぼかしにする場合は水分を与えるのではない。玄米アミノ酸のぼかしを作る。若干、水分を多い目にする。それに魚粕をまぜる。3〜4日醗酵させる。20%がいい。10アールに換算する玄米アミノ酸ぼかし200?+魚粕40?になる。チッソ量で10?にもなる。元肥として十二分な量になる。

玄米アミノ酸 骨粉という有機肥料がある。似たようなもので牛の角や動物の骨を粉にしたものもある。鳥の羽毛を粉にしたものもある。k単価で100円から150円程度である。カルシウム分を多く含む、土壌の酸性化を修正できる資材でもある。もちろんミネラル分も豊富である。チッソ分でいうと10%ぐらいである。化成の10・10・10と同じぐらいのパワーが出る。これを玄米アミノ酸のぼかしと混合すると微生物の繁殖がさらによくなる。連作障害にも効果が出るようなスグレ物ができる。使用量としては玄米アミノ酸ぼかしを100%とすると20%程度の量をまぜる。これは出来上がった玄米アミノ酸ぼかしにまぜるだけでいい。実に簡単である。骨粉が醗酵するということはない。骨粉は肉を取り除き高圧釜で一度蒸されている。悪玉菌は殺菌されているのである。玄米アミノ酸ぼかしの微生物パワーが何倍にもパワーアップするスグレ物に変化する。

玄米アミノ酸 ぼかしにすると肥効は早くから効き始めて長期間効力が出るようになる。早ければ一週間、遅くても3週目には出る。4週〜5週目がピークになる。その後はぼかしが作り出す微生物の働きで肥効はとぎれることなく継続する。どうして玄米アミノ酸のぼかしと併用してほしいのかは理由がある。売りたいためではない。化成の肥料に比較して有機肥料は使い方がむずかしい。どうしても多量に入れてしまうのである。家畜糞などはその典型である。そうすると土の中で腐る。腐ると肥効が出なくなるだけでない。逆効果になる。これとは逆に肥効の出にくい有機肥料もたくさんある。効くはずだと思っているにもかからず効かない。まったく収量が出ないことになってしまう。

玄米アミノ酸 このような結果になっている生産者は少なくないのである。玄米アミノ酸のぼかしと併用すれば微生物の力を借りることができる。腐る心配も少なくなる。効かない心配も減るのである。ポイントは微生物の活用なのである。「有機肥料だから微生物なんて、ウジャウジャいるんじゃないの…」悪玉も善玉もゴチャゴチャでは必ず病虫害の問題が出てくる。質のいいものを入れた方が後の管理は格段に楽なのである。余計なものはできるだけ入れないのが有機肥料を上手に使うコツなのである。

 この他にも乾血粉というのがある。文字通りに動物の血を乾燥したものである。野菜が抜群に旨くなる。それからコウモリの糞を集めたバッドグアノというのがある。昔は海鳥の糞を集めたものもあった。鳥は虫を食べているので、虫の持っているキチン質が土壌を元気にしてくれるのである。これらの有機肥料を使う場合も玄米アミノ酸のぼかしと併用をする。玄米アミノ酸のぼかしは応用範囲が驚くほど広いのである。基本を知れば応用は簡単。それにどれだけコストがかかり、質のよい自分が納得できる肥料が作れるだろうか。メリットは思っている以上に大きいのである。

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