土の中に肥料分が多いほど弱い植物になる!その理由とは…土づくりよりも重要なのは光合成!

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 植物の生命力ということを考えたことがあるだろうか。「何を馬鹿言っているのか…そんな暇あるわけないじゃねえか」難しいことを言っているわけではない。生き物という生き物すべてが生命力というものを自然に持っている。人間はどういう時に生命力にあふれるのだろうか。しっかり食べて、体を動かし、よく眠れて、食べたものは排泄できる時に一番生命力にあふれる。これが健康管理の基本である。それなら植物はどういう時に生命力にあふれるのか。それがわからなければ質の良い作物を育てることは不可能である。「そりゃ、チッソ、リン酸、カリだろう」その時が生命力にあふれるのか…?

 それなら化学肥料で作ったものが一番うまいということになる。事実は違う。うまくない。だからアンチ化学肥料の人はたくさんいるのである。生命力でいうならば、最低の生命力は維持できる。それがチッソ、リン酸、カリである。最低の生命力だから健康体というわけではない。商品価値は低い。高く売れない。買い手が喜ばない。
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 植物の生命力は酸素と水と光、そして若干の栄養分が基本条件である。一番誤解されているのは根圏である。たくさんの肥料をやればやるほど成長するという迷信がある。植物の生理からいって明らかに迷信である。化学肥料でも有機肥料でも与えれば与えるほど弱くなる。理由は単純である。根の周囲に肥料がたくさんあれば努力する必要がない。根を伸ばす必要がないのである。道楽息子を育てているようなことになる。

 植物も生命体だから生きるために努力をする。自分でエサを取りにいくようになると根の張りはよくなる。肥料は少なめで、しかも自分で取りに行くように楽して儲かる農業みーつけた仕向けるのである。そのために必要なのが酸素、適度な水分、そして若干の栄養分である。よく考えてみてほしい。植物の根はもの凄く強い。岩も砕いて栄養を吸収するような力がある。これが生命力なのである。だから土の中には必要以上の肥料分はいらないのである。根の力を信じて取りにいかせればいい。それを根の張りというのである。土を団粒構造にして、微生物を多くして適度な水分があれば根は栄養を求めて張っていく。これが植物の生命力である。これを利用すると生産コストは大幅に下がり、病害や虫害も大幅に減少する。これを植物の生命力というのである。

 土づくり、土づくりといって、あまりにも土にこだわりすぎている。植物の根の生命力はそんなに弱いものではないのである。
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 生命力というなら光の方が根よりも重要である。風も大切である。それは同一種を大面積で栽培した時に明確に出てくる。例えばトウモロコシを密植して大面積で栽培する。この時にトウモロコシはすべて同じ条件なのだろうか。キュウリでもナスでも、Y果栽培でも同じである。稲でも同じである。密植した場合の樹姿と粗植した場合の樹姿はまったく違うのである。果物のY果栽培はなぜ、あの樹姿にしかならないのか。永年樹の姿ではない。植物は密植をすればするほど競争する。誰よりも先に光を浴びようとする。だから徒長する。肥料が多いほど徒長しやすい。負けた植物は枯れる。
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 無理をして成長するものだからトラブルを起こす。生理が狂う。強者と弱者が出てくる。これは競争があるからである。密植して競争させたら、何かメリットがあるのだろうか。人間の側からすると競争して全部成長してくれれば収量が増えると考えるかもしれない。ところが植物の側からすると初期のステージで思いっきり、地上部にエネルギーを使ってしまう。競争に負けたら終わりだからである。肝心な実をつける時にはエネルギーが残っていない。弱々しくヒョロヒョロ伸びてしまうからである。茎は細い、根は張らない、光合成は弱い、これでいい作物ができるだろうか。密植をすれば風の通りも悪い。受粉も上手にできなくなる。

 地上部は二酸化炭素と水と光である。一口にして言えば光合成である。これが十分にできれば植物は元気になれる。それは何を通してやるのか。「葉」である。光合成をするのは葉である。葉の状態がとても大切なのである。地上部の生命力は葉と極限しても問題はない。葉が元気であれば生命力は強いということ楽して儲かる農業みーつけたになる。ホルモン剤というのは果樹などではよく使われる。悪いとは言わない。しかし植物自体が作り出すホルモンと人工のホルモンでは月とスッポンの違いがある。人間でよく筋肉増強剤で問題になる。後遺症が強く残って悩まされる。人間崩壊である。それなら植物は問題ないのか。基本的には同じである。人工的なホルモンよりは自然の生命活動で作り出されるホルモンの方が、はるかに質が高く安全性も高い。どうすればホルモンが活発に出るようになるのか。これは花芽と受粉に特徴的にあらわれてくる。

 花ぶるいとか、受粉しないとか、これはホルモンが出ていないのである。光合成がうまくいっていない。生命力が弱っている。
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 生命力という漠然として抽象的な言葉を使ったが、植物の全体を代表した言葉と考えてほしい。生命力は誰でも感じることはできる。植物の生命力が、どんな時に一番強くなるのかを考えてみることはとても大切なのである。これが分かれば最少のコストで最高の品質を作ることができるからである。しっかり利益が出る源になるのである。

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