「奇跡のりんご農家」木村さんが教えてくれる自然栽培のコツ!

「奇跡のりんご農家」木村さんが教えてくれる自然栽培のコツ!

玄米アミノ酸 「奇跡のりんご」の木村さんが新しい本を出した。題名は「すべては宇宙の采配」である。栽培の事にはあまり触れていない。主に自分の不思議な体験が書いてある。不思議な体験を信じるのか、信じないのかなんて言うことはどうでもいい。奇跡のりんごが実をつけるまで、どれだけの苦労をしたのか、そして家族はどんな思いをしたのかが書いてある。


玄米アミノ酸木村さんが家族と離れて、一人で小屋で生活する辛さは涙なしには読むことができない。無農薬のりんごはやめると言ったら娘がもの凄く怒って「どうして、これまでこんな苦労をしてきたのよ」と厳しく叱られてしまったのである。養子に入った父は晩年、認知症になっている。それでも、くり返し「奇跡のりんごできた、できた」と何度も人に言っていたというのである。苦しんでいたのは木村さんだけではなかったのである。家族の全員が苦しんでいた。

玄米アミノ酸 木村さんは自分の体験を包み隠さず人に伝えている。木村さんの体験から学ぶことは多いはずである。木村さんはりんご農家に養子に入った。アメリカ的な大型農業に憧れていた。大きなトラクターを買って仕事は順調だった。農薬に弱い奥さんの事もあって、無農薬で栽培できないものかと思った。義父に相談すると思いかけずに快諾を得ることができた。福岡正信さんの自然農法を手本にして栽培を始めた。ところが結果がまったく出ない。りんご農家なのにりんごが一個も実らないのである。木村さんが自然農法を始める時に大きな勘違いをしてしまったのである。

玄米アミノ酸 余計な事は何もせず自然にまかせていればりんごは実をつけると思い込んでしまったのである。いままで人が手をかけて農薬と化学肥料を主に使ってりんごを栽培してきた畑がいきなり自然に戻るわけがないのである。放って置けば荒れ果てるだけなのだ。自然栽培で何も手をかけなくても実をつけると思い込んでいる木村さんには土の中の事など気がつくはずもなかったのである。

 りんご畑は草がぼうぼうと生い茂り病虫害の巣になってしまった。周囲から嫌われて村八分同然になり相手にされなくなってしまったのである。りんごの樹は弱っていく一方で、一本一本のりんごに語りかけ、がんばってくれと祈るしかなかった。

 それから7年。りんごの樹は実をつけなくても葉は繁り、そして落葉して腐葉土になる。雑草もまた、生えては枯れて腐葉土になった。

 しかし生活は困窮を究めて、死のうと思い山へ入ったらドングリの樹に出会った。木村さんはドングリの樹をりんごと見間違えてすばらしいりんごが山の中で実っていると思ったのである。土を踏んでみるとふわふわだった。「これだ!」と歓喜した。そして夢中になって土を調べたのである。土の中には微生物の宝庫だった。この土を作ればいいんだと初めて気がついたのである。そして8年目にようやくりんごは白い花をつけたのである。

 無農薬・無化学肥料でりんごを作るには微生物が一番大切なんだとついに自然栽培が花開く時が訪ずれたのである。8年間、畑を荒れ放題にした結果でもあった。

玄米アミノ酸 もし、木村さんが最初からこのことを知っていたとしたら、いきなり自然栽培なんて無謀なことをやっただろうか。もちろんやっていないと思う。人間の気持ちは瞬間に変化できるけれども土が変化するには長い年月がかかるのである。少しずつ自然栽培に変化をさせればよかったのである。そうすると8年ではなく16年かかるかも知れない。しかし8年も無収入ということはなくなる。毎年、りんごは自然に近づくわけだから、味もよくなり、形もよくなり、細胞のきめも細かくなっていく。

 最終的に無農薬・無化学肥料になればいいわけである。木村さんの苦難の7年間は自然の観察力ということで生かされる。なぜ落葉するのか、雑草はどんな種類か、どんな働きがあるか、害虫はどんな生体系でどのようにして悪さをするのか、すべてわかったのである。

玄米アミノ酸 これは普通の栽培でもできる。自然の観察は農業の基本である。消毒や農作業にだけ気を取られていてはいい果樹は作れない。何に集中するかというと微生物である。微生物をふやす方法はいろいろある。玄米アミノ酸のぼかしを使う。緑肥をまいて育て、すき込みする。腐葉土を再醗酵して入れる。こういう事を毎年、くり返していれば木村さんのりんごに近づくことができるのである。りんごに限らず桃・ぶどう・梨、全部同じである。木村さんが言うには「施肥しないことで4倍の根の張り、自然栽培の方が害虫が少ない、コメ科の植物利用でチッソを固定。大規模生産ほど自然栽培は合っている」どれも現在の農業常識からはほど遠いけれどもできないことではないのである。でもいきなりではあまりにもリスクが大きすぎる。

玄米アミノ酸 自然栽培と農薬栽培は両立できる。自然栽培を中心にして土をつくり自然の生体系を作りつつ農薬の量を少しずつ減らしていくのである。農薬の量は減るほどに味はよくなる。

 木村さんの本を購入して何度も読み返してほしい。果樹栽培をしている人は大変な参考になるはずである。しかし木村さんかぶれはダメである。家族を犠牲にした農業が成功する確立は限りなく0に近いからである。

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