温暖化対策を急げ!昨年の異常気象は今年に大きく影響する。

温暖化対策を急げ!昨年の異常気象は今年に大きく影響する。

玄米アミノ酸 昨年の夏はとんでもない暑さだった。7月、8月、9月と真夏日が3ヶ月も続いたのである。その前の5月、6月は大雨だった。しかも異常低温。花が咲いた時の異常低温だからダメージは大きかった。実をつける数が少ないうえに大雨で病気が入った。そして異常な高温。稲は寒暖の差がほとんどなく収穫。一等米が少なく、二等米が大量に出た。糖ものらない、インディカ米の方がよほど旨い米になったのではと思うほどに環境が激変した。

 海はもっとひどい。青森の帆立貝の養殖が全滅である。原因は海水温。帆立の限界温度が23℃。それが8月の平均海水温で24℃を超えてしまったのである。一番高い時で26.5℃もあったというのである。

 養殖していた帆立を引き揚げて見たら全部口が開いて死貝だったのである。帆立だけではない。さんまの不漁、鮭の不漁、記録的なのである。海は北の方ばかりではない。南の方も凄い。佐賀のカキ養殖が大きく成長しない。例年の半分ほどの大きさで止まってしまった。味もよくない。原因は海水温。夏の一番高い時にはなんと36.5℃だったというのである。もう温泉である。

 養殖の場合は稚貝から育てる。その稚貝も暑さで被害を受けている。元に戻るには3年かかるというのである。その3年も平年並みの正常な3年ということである。もしも3年の間に今年のような異常な気象を繰り返したとしたら3年は6年になり、収量は激減してしまう。

玄米アミノ酸 海の現象は陸でも同じと考えた方がいい。一番の問題は病害虫である。これだけ秋の気温が高いと外来種の病害虫はほぼ越冬してしまう。今年も病気には悩まされたが、来年はもっと大変ということである。

 不安をあおっているのではない。過去の人類史でも文明の崩壊は自然環境の破壊だったのである。インカ文明・インド文明・エジプト文明の崩壊は自然が破壊され、食料がなくなって崩壊をした。しかし、他に土地があったので人間は移動をして0から出発したということなのである。

玄米アミノ酸 昨年は台風がまったくなかった。これはいいことなのだろうか。実はいいことではない。台風の力はもの凄いものがある。台風によって自然は代謝していくのである。台風がないとしたら、自然の代謝は行なわれずに劣化していく。人間でいえば老化していく。

 今年はどうなるのだろうか。楽観してはいけない。あらゆることを予測する必要がある。予測をして対策を打つのである。「そんな事を言われても漠然としてわからない…」3月の早い時期にとにかく頭を使ってみるのである。ニュースレターを読み直してみるのでもいい。昨年の栽培を思い出してみるのでもいい。とにかく思いつくことはすべてやっておく。食糧難の時代は意外に早いかもしれないのである。

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